そして思い出へ

なんとなくだが、地獄のような喪失の苦しみからは脱出できたように思える。

 

虚しさ、寂しさはつきまとうが、眠れない死にそうな状況はもう起こっていない。

 

けど忘れることなどできない。

 

どんどん過去が美化されていっている。未練たらたら系男特有の現象だ。

 

いつまでも過去の感傷に一人浸ることをし続けてしまうような気がしてならない。

 

いい悪いでなく性格だから自らコントロールできるものでないってのもある。

 

未完の事象ってのは、無限の可能性を秘めたままだから、永遠に美化され続けてしまうのはしょうがないことじゃないのかな。