完全なる無為
絵の練習も、筋トレも運動もしていない。
完全に無為なる一日を過ごしてしまった。
今日は、堕ちに堕ちた一日。寝逃げしても収まらず、起きても机に突っ伏すばかり。
部屋に一日中篭っているのがよくないのはわかっている。
元来、怠け者気質なので更に悪化してしまうんだよなあ。
まだ間に合うのでスポーツクラブには行こう。
体を動かしている間は気持ちが晴れる。
問題は、止まっている時。実は、解決方法は瞑想しかないとわかっている。
かつても、心が落ちたときに、ヴィパッサナー瞑想のやり方を学びに行ったこともある。
すべての元凶は面倒くさいという負債のせいだなのだ。嫁に逃げられた理由の一つでもある。
知識や、経験は積んでいる。どうすれば最善かわかっているくせに、行動を面倒くさがって、一人部屋で怠惰と後悔の暗闇に浸り続ける。今日という一日はその最たるものだ。
体を動かすか、動かせないときは瞑想。読書は動くほうに分類されるが、闇につつまれると読書を開始するのがしんどくなってしまう。
そして、最後の手段として宗教にハマるという手もあるが、安易に手は出したくない。宗教は全く否定しておらず、人間は誰しも何らかの宗教行為をして生きているものだから。自分に都合の良い宗教を見つけてきて思考停止はしたくないということだ。
思考停止こそ人間放棄、最たる愚かな行為。だが、今日を振り返ると、怠惰と後悔で思考停止していたじゃないか、私は。いまだに、愚か者から脱皮できていない。
期待としては、こうやって言語に起こすことで、何か突破口を見つけられないかというところだ。